
Tea Story
おいしい紅茶の話
コラム「おいしい紅茶の話」(全15話) 筆者がイギリスで味わった紅茶の話、イギリスで飲まれている本当の紅茶の話、紅茶の由来などを紹介しています。
水の性質で紅茶の味が変わる? Tea Story
イギリスに旅行に行った人たちは、口々にイギリスの紅茶はおいしいと言います。しかしその人たちのほとんどが、イギリスから茶葉を買って来て日本で飲んでもイギリスで飲んだ時のようにおいしくないと言います。 それはなぜでしょう?それは、イギリスと日本では、水の性質が違うからです。イギリスの水は硬水でカルシウムをたくさん含んでいるのです。(イギリス家庭ではお湯を沸かすときケトルを言う電気ポットを使います。この電気ポットが以外に早くお湯を沸かしてくれるのです。その電気ポットのそこには白いカルシウムの固まりが沈んでいるんですよ。)話がよそ道に逸れましたが、この水が紅茶にとても適しているのです。日本で英国の味を出す為には、硬水のミネラルウォーター(エビアンなど)を使うと良いでしょう。試してみてね。
オレンジペコーはオレンジ? Tea Story
オレンジペコーにはオレンジの皮が入っている? なんて思っていらっしゃる方もいるのでは? 残念ながら答えは違います。本来オレンジペコーは茶葉のグレードを表す言葉なのですが、紅茶屋さんの中には、商品名にしているところがあり、その為、オレンジの皮が入っているとか、オレンジの香りがするとか、勘違いしている人がいるようです。インドのダージリンや中国のキーマンなどがその種類で、茶葉の大きさは1〜2cmくらいで、よじれているのが特徴です。他にもBOP (ブロークン・オレンジペコー)BOPF(ブロークン・オレンジペコー・ファニングス)D(ダスト)などがあり、茶葉によって蒸らす時間が違います。これを読んだ方は、オレンジペコーがオレンジの紅茶でない事を忘れないで下さい。
見せかけにはご注意! Tea Story
前にもお話したように、私はイギリスに滞在した事があり、私の回りの人々は私が紅茶にうるさいと思っているようです。だから、旅行のお土産などは変わった紅茶をもらうことが多いです。もちろん、お土産をもらえるのだから嬉しいのですが、実際はそんなに紅茶にうるさい訳では無く、家で飲んでいるのはイギリスのスーパーで買ったティーバッグの紅茶だったりします。
我が家へ友達が遊びに来ると、私は、ロイヤルドルトンのティーセットで紅茶を出します。ポットの中身は普通のティーバッグだったりするんですが、みんな「やっぱり違うね。とってもおいしい」と言ってくれます。何が違うのか私にもよく分かりませんが、気分と言うのはとてもおそろしいモノだと思います。皆さんも見せかけにはご注意を!
シャリマティーの入れ方 Tea Story
今回は、私のおすすめするオレンジを入れた紅茶シャリマティーの作り方をご紹介します。基本的な紅茶の入れ方は「おいしい紅茶の話 8」でお話した通りですが、茶葉はスリランカのキャンディやインドのニルギリを使うと良いかと思います。用意するのは、紅茶、オレンジ
【1】 茶葉をポットに入れる際にオレンジの皮を2〜3枚
(ピールしたもの)つぶしていれます。
【2】 沸騰したお湯をポットに入れます。
【3】 温めたカップにオレンジの身を1片絞り入れます。
そこにオレンジの輪切りを入れ、その上に紅茶を注ぎます。
出来上がりです。
オレンジの香りがする爽やかな紅茶です。これはミルクを入れず、そのままの方がおいしいと思います。TRYしてみてください。他にもいろいろなフルーツを入れて紅茶を楽しんでみてくださいね。
おわりに Tea Story
いままでコーヒーしか飲んでいなかった方が、たまには紅茶を飲んでみようかな?と思ってくれたら嬉しいです。紅茶にはリラックス効果もありますし、優雅なひとときを過ごす事も出来ます。イギリス貴族を気取って、ティーパーティーを開いてみるのもいいかもしれませんよ。皆さんが、紅茶やその紅茶の国イギリスに少しでも興味を持って頂けたら幸いです。 いままで、ありがとうございました。またの機会に...
